東大過去問 1992年 第4問(和訳)

/ 1月 30, 2020/ 東大過去問, 第4問(和約), 過去問/ 0 comments

【問題】

次の英文の下線部を和訳せよ。

(1)To his mother Rachel had always seemed the least probable of Gregory’s girlfriends. He was passive by nature, and left little trace of himself on the world. Rachel was small and fierce. She not only knew her own mind, she knew other people’s as well, especially Gregory’s. His mother had heard about the attraction of opposites, but still did not give the relationship long.

(2)I tried to visit my neighborhood zoo one afternoon but found it closed for renovations. As I turned and headed back toward home, I was thinking only of the old black rhino*, wondering whether he’d be back when the zoo was re-opened. Judging from my numerous visits, he was never a very big draw, being, I suppose, entirely too inactive to look at for long. And yet I found him the most attractive, the most challenging to draw near to for that.
 *rhino:サイ

(3)Even before France’s Prime Minister, Edith Cresson, declared the Japanese relentless “economic animals” seeking to “dominate the world” with their workaholic habits, a half-hearted campaign began here to convince the country to relax. To a younger generation that questions the merits of working 9-to-9 and then drinking with colleagues until the last train home, the new push for shorter hours and longer vacations is welcome. To many over 50 it is evidence that the tough stuff that made Japan a great competitor is lost.

 

【単語】

 

【和訳】

(1)グレゴリーの母は、グレゴリーのガールフレンドの中では、レイチェルが一番上手くいきそうにない相手だといつも思っていた。グレゴリーは生来消極的だったし、世間で目立つということはほとんどなかった。レイチェルは小さくて気が強かった。彼女は自分の考えを自覚しているだけでなく、他の人、特にグレゴリーの考えをよく分かっていた。グレゴリーの母は、性格が正反対のもの同士は惹かれ合う、ときいたことはあったが、それでも二人の関係が長続きするとは思っていなかった。

(2)ある日の午後、私は近所の動物園に行こうとしたが、改装のために閉園だった。引き返して家に帰る道すがら、私は年老いたクロサイのことばかり考えていた。再び開園したときに、あのサイは戻って来るのだろうか。何度も何度も通ううちに気が付いたのだが、私が思うに、ほとんど動かないので長くは見ていられないという理由から、あのサイが人気者になったことは一度もなかった。しかし私にはあのサイが一番魅力的に思えて、動かないだけによりいっそう近づいてくるように誘いかけているように思われたのである。

(3)フランスの首相エディット・クレソンが、日本人は容赦のない「エコノミックアニマル」であり、仕事中毒的な習慣によって「世界征服」を目論んでいる、と宣言する以前でさえ、国民をもっとのんびりさせようとするキャンペーンが、それほど力の入ったキャンペーンではなかったが、日本では始まっていたのである。9時から9時まで働いて、終電までは同僚と飲むという習慣のメリットに疑問を感じている若い世代にとっては、短い労働時間と長い休暇に向かう潮流は歓迎すべきことだ。50才以上の多くの人々にとって、それは日本に経済的競争力を与えたたくましい特性が失われた証拠である。

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