東大要約のパターン

/ 5月 16, 2020/ 第1問(要約), 東大過去問, 過去問/ 0 comments

パターン① : 単純な対比

  • 時間的対比『かつてはAだったが、今ではBである』というような単純な構造。

1997年

 

パターン② : 最初に抽象的な結論を述べ、具体例を挙げ説明しながら、少しずつ新たな内容を追加する

  • 一番多いパターン。
  • 最初の文が難しくなるので、焦ってしまいがち。落ち着いて具体例を読みながら理解できればよい。
  • 具体例は要約に入れないようにする。
  • 最初の文に結論があるとはいえ、それだけで要約が終わることはない。説明を進める中で、さりげなく新たな内容が織り込まれるので、メモしたり下線を引いて、漏れのないように要約に入れる。

1971年1974年

 

パターン③ : 具体例をふんだんに交えながら、結論へと近づいていく

  • パターン②のバリエーション。
  • 具体例は要約に入れないようにする。
  • 最初の文に結論がないため、文中に散りばめられた一般論を拾い集めて、要約を構成する。

1975年

 

パターン④ : 誉め殺し、勘違いの訂正

  • 『Aは一見素晴らしいように見える、だが実際はそうではない』という構造。
  • 『なぜ一見素晴らしく見えるのか』、あるいは『なぜ実際はそうではないのか』という原因が述べられるはずなので、そこが要約の肝となる。
  • もちろん述べたいのは『Aは実際素晴らしくない』ということなので、『Aは素晴らしい』で終わってしまうと、0点もありうる。
  • 冒頭部分に囚われすぎてしまう、という要約にありがちなミスをしないよう、気を付ける必要がある。

1972年

 

パターン⑤ : 要約がほとんどいらない

  • 問題文が短く、要約に含めない部分が明白であるパターン。
  • 英文の和訳自体が難しくなるので、得点するのが簡単なわけではない。
  • しっかり和訳できる英語力を鍛えるという、基本に立ち戻る必要がある。

1973年

 

 

 

 

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