東大過去問 2001年 第4問(和訳)

/ 1月 31, 2020/ 東大過去問, 第4問(和約), 過去問/ 0 comments

【問題】

次の英文の下線部(1)、(2)を和訳せよ。(1)については、itが何を指すか明らかになるように訳すこと。

Indeed, in the year 1000 there was no concept of an antiseptic at all. If a piece of food fell off your plate, the advice of one contemporary document was to pick it up, make the sign of the cross over it, salt it well — and then eat it. The sign of the cross was, so to speak, the antiseptic of the year 1000. The person who dropped his food on the floor knew that he was taking some sort of risk when he picked it up and put it in his mouth, but he trusted in his faith. Today we have faith in modern medicine, though (1)few of us can claim much personal knowledge of how it actually works. (2)We also know that the ability to combat quite major illnesses can be affected by what we call “a positive state of mind” — what the Middle Ages experienced as “faith”.

 

【単語】

 

 

【和訳】

実際、西暦1000年には消毒の観念が全くなかった。皿から食べ物が落ちたとする。当時の書物によると、それを拾い上げ、それに十字をきり、よく塩を振りかけ、それから食べる、という事が奨励されている。十字をきるのが、いわば西暦1000年の消毒だったのである。食べ物を床に落とした人は、それを拾って食べる時に、ある種の危険のあることが分かっていたのだが、当時の信仰を疑わなかったのである。今日、私たちは、(1)実際に現代の医療がどのように作用するのかについての個人的知識に自信がある人はほとんどいないにもかかわらず、現代医療を信じている。(2)また私たちは、相当の重い疾患と闘う能力が、いわゆる「ポジティブな精神状態」から影響を受けうるということを知っている。そしてこの「ポジティブな精神状態」というのは、中世には「信仰」として経験されていたものなのである。

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